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Tink

TinkPinkのフロントはまぎれもなくTinkだ。

 Tinkはヴォーカル、ギター、ベース、キーボード、ドラムを担当している。一見クールに見えるTinkだが、意外な面も持っている。PVでは、クールな一面を見せているが、制作過程のビデオ等を観ると、おちゃめな部分を見せるシーンがあったりと、普段のTinkは親しみやすそうだ。

 このTinkだが、今でこそギターやキーボード、ベース、ドラムを弾くのは、当たり前のように感じるが、ギター歴はさほど長くないらしい。なんとまともギターを始めたのは、2013年からだというのだから、ギターの腕前をどうやってあげているのかと不思議に思ってしまう。

 「Pinkがいろいろと教えてくれたんです。」とTinkは彼女が言う【師匠】ことPinkの事を語る。

 

一方、ユニットのもう一人の女性Pinkは、そんなTinkをこう語る。

「Tinkはまじめな性格なんです。だけど、ギターを始めた頃はお菓子を食べていたりしている時間の方が長くて、練習はあまりしてなかった(笑)」まじめに練習しなくて、これだけの曲を披露できるのだろうか?と疑問を持つのは当然だろう。

「でも、最近はお菓子を食べている時間もないぐらい、練習してますよ。とくにTinkは腕や指が痛くなるぐらい弾き続けちゃって、いざレコーディングの時には疲れ切っちゃっているぐらい」とTinkの練習の事をPinkは語る。

 Tinkはリハーサルで、相当時間をかけて完璧な自分を作っていくようだ。確かに、PVを観ただけでもそれを感じ取れるが、どの曲もしっかりと楽曲を、どんな楽器もしっかりとプレーしているようだ。実際のレコーディングの時はどうなのか、ミキサー等をやっている人に聞いてみた。

「Tinkさんは、勝気というでしょうか、自分が納得しない演奏だと『すみません、もう一度お願いします』といって何度でも録音をやり直すんですよ」とレコーディングの時のTinkの様子を語った。また「Tinkさんは自分に負けるのも嫌なんだと思うんですけど、上手くできないと表情がどんどん、険しくなっていきますね。」とTinkをよく見ている。

 そんなTinkの姿勢や音楽への気持ちが、作品作りに出ているのだろう。どのPVも味わいのある素敵な作品になっているように思える。

 

 

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